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学力低下よりも深刻な問題
2010/09/18(Sat)
今の子供たちのケータイ依存症は、アル中やタバコ、麻薬と同じレベルである。メールが来たら、すぐに返信せずにはいられない「即レス症候群」で、生活は24時間ケータイメールで縛られている。

ケータイを使う子供たちほど、勉強する時間は少なくなり、当然、学力が低下する。人材以外に資源が無い日本にとっては、ケータイ依存症患者が大量発生する状況は大きな損害となる。

子供の「家庭内暴力」や「校内暴力」も年々急増している。感情のコントロールができず、コミュニケーション能力が低くなっているからだ。

親が子供に暴力を振るう例は珍しくないが、子供が親に暴力を振るうのは極めて日本固有の現象である。

なぜ日本だけに子どもの「家庭内暴力」が起こるのか。 それは子どもに対して過保護であるからだ。
 
こうした子供たちを生み出したのは、その子供たちを育ててしまった親たちである。何でも買い与える親、いくつになっても子供扱いする親、ほめてばかりいる親、何でもマニュアル通りにする親、しつけを学校任せにする親、子供の個性をはき違えている親、子供の叱り方が分からない親、そして義務教育の“義務”の意味も知らない権利意識の強い親…… こんな大人になれない親の下では、子供たちの傍若無人に歯止めがきかない。

児童虐待やモンスターペアレントも、親の子供化が問題である。大人としての考えで子供へ言い聞かせるのではなく、子供と同じ感情レベルで怒る親が増えている。むしろ親に教育としつけが必要である。学校でも大学でも教えていないのは、親になる方法だ。親としての教育にもっと関心を向けるべきであろう。

しつけのできない親が多いため、善悪の判断力のない子供は我慢することができず、「いじめ」「不登校」「学級崩壊」「低学力」など問題行動を起こす。自分勝手を個性と勘違いするため、「親や先生に対して反抗する」「学校をずる休みする」「売春をする」に関しても自分の自由だと思っている子供が多い。

このように倫理観が落ちていることは、学力低下問題より深刻な問題だ。

親にしつける力がなければ、学校がやるしかない。だが、今の公立学校には生徒を十分にしつけるだけの権威と権力が与えられていない。子供をめぐる環境はどんどん変化しているにもかかわらず、教育理論や教育制度は昔のままで変わらない。権利意識の強い保護者へ対応が難しくなったこともあり、その狭間にある現場教師が精神的に追いつめられ、うつ病となって「教師のバーンアウト」に陥る。

地域社会の連帯意識が希薄で、他人の子供を叱らないことも問題である。地域社会の教育力が低下している。そうさせている大人社会の在り方とも深く関わっており、ますます社会全体がぎくしゃくしている。

子供は大人の背を見て、育つという。子供社会は大人社会の縮図で、鏡である。子供の深刻な問題は、大人社会の反映であるとも言える。大人社会の在り方が問われているのだ。大人が率先して社会を良い方向に導くという姿勢を持たないといけない。

社会における人と人とのつながりを回復し,コミュニティを再構築していくことが,無縁社会の大きな課題になっている。一人ひとりの個人は、社会との関係の中で生きている。働くことも生活することも遊ぶことも学習することも、あらゆることが、「社会」を抜きにしては成り立たない。教育の使命として,個人が自立的に社会に参画し,相互に支え合いながら,その一員としての役割を果たすために必要な力を養うことが重要である。社会全体で子供を教育して行かなければ、社会そのものが持続不可能になる。

若い世代には、今の社会の仕組みをきちんと批判し、これからの社会を新しく作っていく主体になることが求められている。今の社会の仕組みをきちんと理解し、今ある社会に適応して、その中に自分の居場所を見つけていくことが必要である。自分の身の回りだけとか自分だけの人生とかを考えるのではなく、社会的な関心をもっと持つべきである。親や誰かが自分の生活を支えてくれるはずだ、などと楽観しないほうがいい。もっと危機感を持ってほしい。
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